2016年07月02日

Thread Proのバグ

 さっきふとOSGさんのウェブサイトを見ていたら、昨日の日付でまたThread Proがv2.01へとバージョンアップしていました。

 そう言えば3月頃だったか、Rc1/4とG1/4の管用ねじを加工する時にRPRGが変だったような気がしたので、そこらは直ったのかな?と思って早速ダウンロードしてみましたが、変わっていませんでした。

ThreadPro_G1.png
<図1> ねじの種類の選択:G1/4(強調筆者)
ThreadPro_G2.png
<図2> 出力されたプログラム(強調筆者)

 呼び径φ10のWX-PNCを使って、RPRG=3.750 というのはどう考えてもおかしいよね。

 また以前指摘した大径細目ねじのRPRGがおかしいという問題や、おねじの公差域クラスが間違っているという奴も未だに修正されていませんでした。

 スレッドミルを作っているメーカーは数多あれど、“RPRG”を表示しているメーカーはまだ少ないと思います。有ってもせいぜいケースやシャンクに標すのみ。

 何度も書きますが、スレッドミルでのめねじ加工では「干渉」の影響があるので、工具径補正値は加工するねじのサイズに応じて変える必要があります。尤も管用ねじでは決まったサイズしか加工しないのであまり関係ありませんが。

 そんな中で、加工するねじのサイズと狙いの有効径に合わせて適切な工具径補正値を算出してくれるツールは、Thread Proの他に無いんじゃないかと思うわけですが、こういう所でバグがあるのは実に勿体無いと思います。

 早く直してくれないかなぁ...

追記 2016.10.02

2016.09.16付けでVer.2.05へとバージョンアップし、管用ねじのバグが治った模様(未確認)。


posted by antec at 14:45 | Comment(1) | TrackBack(0) | ねじ切り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月29日

研修会参加

 昨日ですが工具商社さんの案内でお昼を頂戴した後に大昭和精機さんとイマオさんのコラボレーションセミナー、更にその帰りに京セラさんの技術講習会(お弁当付き)へと参加して来ました。勿論タダ飯目当てで行った訳では無いですよ?

 BIG+IMAOの方は「生産性向上」をテーマとしたITソリューションの紹介がメインでしたが、内容は端折ります。決して興味が無い訳では御座いません。

 京セラさんの技術講習会は旋削加工における2つの課題、「仕上面粗度」と「切屑処理」を取り上げて、その解決方法を紹介してくれる物でした。

 専門用語が当たり前の様に登場しますが一々説明はありませんでしたので、ある程度加工経験のある中級者を対象としている様でした。内容としては基本的な事柄が多いのでベテラン技術者であればそれ程目新しい事は無かったかと思います。

 然しながら非常に分かりやすく纏まっていた事と、所々にちょっと面白い解決方法などの紹介もあって、夕食を頂いた後のともすれば眠たくなる時間にも関わらず、夢中になって聴き込んでしまいました。

 私もそろそろお腹が出っ張ってきた世代ですので、若手への指導も責任をもって務めて行かねばなりません。頂いた資料等はそういった場面で是非活用させて頂きたいと思います。

 どうもご馳走様でした( ̄ーΑ ̄)


posted by antec at 20:23 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記・雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月10日

75は反る

 本日うちの若いもんがA7075の加工で反りに難儀していました。

 反りの問題はこの仕事している限り必ずついて回る永遠の課題であると思います。そういう思いから何度か関連する記事を書きました。当ブログのアクセス解析を見てみると、未だに「反り」だとか「残留応力」だとかの検索で訪れる方がかなりの割合で居ますので、やはり世間一般で多くの方が困っているのではないかと思います。

 自分で言うのも何ですが、過去の記事を読み返してみると当時とは考えが変わっている事もありますし、そうではなくてもニュアンスとしてそれでは伝わらないだろうと思う事も多々あります。

 ですのでそろそろちゃんと纏めないとなぁとは思っているのですが、なかなか新たに記事を書くまでに至りません。

 至らない理由の1つは、自分自身がまだきちんと確認出来ていない事もあって、自信を持って『こうやれば必ず出来ます』と言える所に至っていないというのがあります。それを確認する為にはわざと反ったものを作る事も必要で、それが日々の業務を熟しながらでは難しいのです。

 でも今日その後輩にアドバイスしていて、理屈の上ではこうなるはずと考えていた予想が、ちゃんとその通りになる事を確認出来ました。そんな具合で、別に自分が加工した訳では無いのに、何だか自分の技術がまた一つ向上したような気分になれました。

 そして確信しました。正しい手順でやれば、ちゃんと平らになります。少なくとも機械精度の範囲までは。

 つまりこれはスキルの問題ではなく、プロセスの問題なのです。

 さてそのプロセスを確立するために1つだけ重要なキーワードを紹介します。

 ほぼこれが全てです。

 これ以前に書いたような気がしていましたが、どうやら書きかけでアップしていなかった模様(汁)。

 今ちょっと忙しくて手間がないので詳しいことは何れ書こうと思いますが、まだ暫く先になりそう。それまで興味の有る方は予習しておいて下さい。


posted by antec at 23:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 加工理論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする