2017年01月11日

3次元測定機が故障した

 昨日の事ですが、3次元測定機が故障しました。全数検査を要する部品を加工していたので、加工が終わったものから順次自動計測させてたのですが、戻ってきたらCALYPSOが変なダイアログを出して固まっていました。

 よく見たら本体の電源が落ちていて、エラーダイアログの内容は本体との接続が切れましたという物。

 電源ボタンを押すもうんともすんともせず。メーカーにTELしたが早くて明後日になるとの事。困ったもんだ。

 とりあえずメーカーが来てくれるまで放っておくのも忍びなかったのでテスターであちこち調べてみたけど、どうも電源ユニットが死んでる臭い感じ。

 それにしても、DC36Vとはなんぞや。所詮単なるPCだろうから松電行ってATX電源買ってこようと思ったけどそうもいかず...

 大人しく修理を待ちますか。┐(´д`)┌ヤレヤレ


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2016年12月09日

G10による高速書込み

 とある機械というかまぁぶっちゃけ松浦なんですが、メーカー独自の高速加工機能としてIntelligent Precision Control(高速高精度加工支援機能)というものがあります。FANUCのAI輪郭制御などにもありますが、加工内容に応じて加工速度や加工精度の調整を行えるものですが、ちょっと困った事がありまして、こいつで加工レベルを切り替える時にちょっとだけ処理待ちのウェイトが入ってしまいます。

 ご存知の方もいらっしゃると思いますが、このIPCのモード切替に使用するGコード『G131』を指令すると、内部的にはプログラマブルパラメータ入力(G10L50/L52)を使ってサーボ関係のパラメータを書き換えるという処理が行われます。どうしてそんな事が分かるかというと、G131実行中のあるタイミングでアラームが発生すると、G131の中身のプログラムが画面に表示されてしまう事があったからです。ソフトのバージョンアップのお陰で最近は見かけなくなりましたが。

 そしてFS31i-MBのプログラマブルパラメータ入力の処理が何故だか知りませんが遅いので、書き換えるパラメータが多いとどうしてももたついてしまうのです。

 確認の為にマクロのタイマーを使ってG131の処理時間を計測してみると約1.3秒掛かっていました。まぁ大した時間ではないのですが、機械の前に立って見ていると何となくイライラします。

 さて、先日黄色いパラメータ説明書を眺めていましたら素敵なパラメータを見つけました。

4.109 プログラム関係のパラメータ(その3)
11502 #4 PSU プログラマブルパラメータ入力(G10L50/L52)を、
0: 通常の速度で実行します。(従来仕様)
1: 高速実行します。

FANUC Series 30i,31i,32i-MODEL B パラメータ説明書 B-64490JA/04

 試しに高速仕様にしてG131の処理時間を測ってみたら0.8秒くらいになりました。約0.5秒の短縮です。

 わざわざ従来仕様を残しているのには何か理由があるはずです。FANUCに聞いてみた所、処理時間が変わる事でタイミングの調整が必要になる場合が無きにしもあらずなので、との事でした。一方機械メーカー様からは、まだ十分に検証が出来ていないのでお客様の判断にてご使用下さいとの事でした。

 そういう事であれば喜んで人柱になりましょう。


 パラメータを変更する事で支障があるかどうかは機械によりけりだと思いますが、日頃G131おせ〜!と感じている方や、他社の機械であってもG10L50/L52を多用している場合には試してみると、もしかしたら幸せに成れるかも知れません。自己責任にて。

タグ:制御装置

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2016年10月09日

ロジハック

 自分はMX700くらいの頃からずっとロジクールの無線マウスを使っていますが、自宅のMX Revolutionがいよいよヘタレてきたので近所の家電屋に行って適当に物色して来ました。

 店頭デモ機を触った感じではサンワサプライのMA-125Hシリーズがとても手にフィットして良い感じだったのだけど有線なので却下。つか1.8mのロングケーブル採用するくらいなら無線にすりゃ良かったのにね。

 他にはiBUFFALOのBSMBB26Sも持った感触はなかなか。静音タイプというのもミソ。

 昔はサンワサプライやエレコム辺りのマウスは色々と品質面でアレでしたが、近頃のはそこまででは無いのかなぁ?という印象を持ちました。

 そんな訳でそろそろロジクールも卒業かなぁと思ったものの、ロジとMicrosoftのマウスの店頭ラインナップが少なくて何となく寂しさを覚えたので、ここはロジ信者としていくらかお布施をせねばなるまいと思い、やっぱりロジクールから選ぶことにしました。

 そうは言ってもMX Masterでは高過ぎるし(Revoは3台も買ったくせに)、会社で使っているM705tはボタンがちゃちーし、どうしようかなぁと思っていたらM720トライアスロンがひっそりとぶら下がっているのを発見。店頭デモ機が置いてないのはいつもの事だけど、まぁその辺は信者には関係ないので迷わず買ってまいりました。

 とりあえずUnifyingレシーバを刺すだけで使えなくはないですがボタンのカスタマイズができないのでいつもの様にSetPointを開いたがマウスを認識しない。ロジのサポートで調べたら、Logicool Optionsというソフトに替わっているらしい。おっさんには辛いわ。

 でまぁそのLogicool Optionsを入れてボタンをカスタマイズしようと思ったが、CtrlキーとかShiftキーを単体で登録出来ないのな。なんじゃそりゃ。

 どうもそのあたりもゲーミングシリーズと異なって、近頃の製品(ユーティリティ)ではそういう仕様になってるっぽい。15年くらいずっと5ボタンマウスにこれらのキーを登録して使ってきたので今更変えろと言われてもなぁ。まぁ無きゃ無いでそれ程困るわけじゃないんだけど、やっぱり何となく嫌。

 というわけでもしかしたらと思って手動で設定出来るか試してみた、という話です。

 かつてSetPointの拡張設定ツールにuberOptionsというのが有ったのをご存知でしょうか。あれがやってることは単にSetPointのXMLファイルをグラフィカルに編集しているだけなので、もしかしたらLogicool Optionsのボタン設定も似たようなXMLファイルがあるんじゃないかと勝手に想像して探してみたらそれっぽい物がありました。

Logicool Optionsで任意のキーストロークを割り当てるには

%appdata%\Logishrd\LogiOptions\devices\6b015\6b015.xml

 (赤字部分はマウスのIDの様なのでM720以外では異なると思います)というファイルを開きます。ちなみに%appdata%は標準的な環境だと C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming とかです。これもOSによりけり。

 このファイルの先頭の方に

<device xmlns:xsd="http://www.w3.org/2001/XMLSchema" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" pairingmethod="0" osversion="7.0" name="M720 Triathlon Multi-Device Mouse" image="6b015.png" id="0x6b015" extendedid="0" bustype="1" devicetype="3"> というのが見つかるので、これがM720トライアスロンのボタン設定ファイルなのは間違い無さそうです。

 肝心な各ボタンの設定内容はきちんと調べてみないと詳しい事はわかりませんが、とりあえずSetPointの時と同じように、適当に割当可能なキースロトークを割り当ててみてそれっぽいところを探してみます。例えば Ctrl + A を割り当ててみると...


<controlid rawxy="1" actiongroup7="win8nav2" actiongroup8="virtualdesktop" group="2"
 groupmask="3" id="0x0056" reprogrammable="true" type="mouse"
 taskidlist="forwardTaskidList" gestureidlist="othersGestureidList"
 actiongrouplist="win8NavList" actiongroup="virtualdesktop">
 <task id="0x10000" class="virtualkey">
  <params alt="0" configure="1" ctrl="1" extkey="0" shift="0" vkey="65" win="0" />
 </task>
 <remappableids>
  <remappableid controlid="0x0052" taskid="0x003a" />
  <remappableid controlid="0x0053" taskid="0x003c" />
  <remappableid controlid="0x0056" taskid="0x003e" />
  <remappableid controlid="0x005b" taskid="0x003f" />
  <remappableid controlid="0x005d" taskid="0x0040" />
  <remappableid controlid="0x00d0" taskid="0x00ad" />
  <remappableid controlid="0x0050" taskid="0x0038" />
  <remappableid controlid="0x0051" taskid="0x0039" />
 </remappableids>
 <actions>
  <action id="click">
   <task id="0x10022" class="donothing" />
  </action>
  <action id="down">
   <task id="0x10021" class="donothing" />
  </action>
  <action id="left">
   <task id="0x10026" class="donothing" />
  </action>
  <action id="right">
   <task id="0x10027" class="donothing" />
  </action>
  <action id="up">
   <task id="0x10020" class="gestureButtonWinNavigation2" />
  </action>
 </actions>
</controlid>

 こんな感じのやつが見つかると思います。この中で ctrl="1"というのがCtrlキーで、vkey="65"というのが Aキーを指している気がしますので、Ctrlキー単体を登録するにはvkey="0"とでもしておけば良さそうですね。

 というわけでここを変更したらLogicool Optionsに設定ファイルを読み込ませる為に、一旦Logicool Optionsを起動して無関係な所の設定を弄ってみたりして、Ctrlキー単発で認識するか確認してみたところ、無事割当出来ていることが確認できました。

LogicoolOptions_hacked.png

 この状態でLogicool Optionsからは Ctrl + 0 と表示されますが、実際には Ctrlキー単体のキーストロークとして機能します。vkeyのコードさえ分かれば特殊キーでもなんでも設定可能な気がしますので興味のある方は是非ご自分で試してみてください。

 こういう所で無理やり何とかするのもロジクール製品の楽しみ方の1つです。


posted by antec at 18:50 | Comment(1) | TrackBack(0) | 日記・雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする