2018年03月22日

転ばぬ先の杖

 一昨日まで特におかしな所もなく動いていたのですが、今朝になって突然NCが起動しなくなってしまいました。

V33_BootError.jpg
この状態でフリーズ

 こうなってしまうと手に負えないのでFANUCさんのサービス窓口にお電話した所、やはりNCの基盤交換が必要でしょうという事で、部品交換の手配をしてもらいました。

 幸いFANUCさんの保守契約を結んでいるので、基盤絡みの部品交換は契約期間中何度でも無償でして頂けるそうです(モータやバッテリーなどの消耗品は対象外)。この辺のサービスは流石FANUC様。

 牧野さんから10年越えたら色々とトラブル出るから保守入りましょうというご案内を度々頂いていて、機械本体の保守は数年前から入りました。そして昨年からFANUCさんの保守にも入る事にしたのですが、それからこれで3回目の出動依頼になります。

 保守入っていなかったら修理費はかなりな額になっている筈ですがとても助かりました。

 同時期に保守結んだもう1台の方は全然お世話になっておりませんが、それを差し引いても保守入ってて良かったです。

 ただ近頃SRAMのバックアップを怠っていたので、そちらの復帰が必要になるとちょっと面倒な事になりそう。保守や機械のメンテだけでなく、データのバックアップもこまめに取っておかないと行けませんね。

追記 2018.03.24

 23日の午後にFANUCさんが来てくれて、10分程の作業で直して下さいました。CPU基盤とDRAM基盤の交換だけで済んだみたいで、データの方は無事でした。

 因みに自分の方ではSRAMのバックアップをここ数年取っていませんでしたが、今年の2月にサーボアンプの交換をお願いした際だかにFANUCさんの方でバックアップを取ってくれていたようで、最悪データが消し飛んでも2月の状態には復帰出来たようです。やっぱりプロの仕事は違いますね。

 そう言えば保守契約を結ぶ際に故障が無いことが加入条件となっているので実機の確認に来てくれたのですが、その時にもバックアップを取ってくれて居たような気がします。

 てな訳でFANUCの保守はかなりのお得感がありましたよというお話でした。

タグ:制御装置

posted by antec at 21:54 | Comment(0) | 工作機械 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月28日

泡立たないクーラント

 その昔とあるクーラントの匂いについて自分の率直な感想を述べたらちょっとダメージが大きかったようで、その事について未だに言われてしまいます。発言には気をつけないといけませんね。

 それでもそのメーカーさんが偉いなぁと思うのは、そういう事書いてしまったのにも関わらず、未だにあれこれ相談に乗ってくれてサンプルやら何やら提供してくれたり、年末にはちょっと飾るのが恥ずかしくなる様なカレンダーを持ってきてくれたりするのです。

 そろそろたまには良いことも書いてあげたいなぁとは思うのですが、何かそこまで感動する様な物に出会えなくって。最初はお!っと思っても1〜2ヶ月すると様子が変わって来たりして。

 なので本当はもう少し様子をみたい気持ちで一杯なんだけど、でもまぁこれはちょっと今までに無い感じだし、この性能が劣化する様子も無いので載せても良いかなぁとか思った物をご紹介します。

 弊社には泡に関してこれでもかというくらいトラブる機械が1台あります。これまで様々なクーラントを試して来ましたが、高圧クーラント対応を謳う物でもこの機械で消泡剤無しにずっと使ってこれた物は1つしかありませんでした(因みにその唯一のクーラントは廃番でもうありません)。そんな機械でも今回のやつは全く消泡剤を必要とせずに使えている奇跡のクーラントです。

 それが日本グリース サンカット SA-100HP です。(※現在同社ウェブサイトには SA-100P しか載っていませんが、それの泡対策強化版みたいです)

 ではその消泡性能を実際に見てみましょう。

 比較対象は最近うちの近所で何故かバカ売れしているらしいカストロールのアルマレッジFA です。自分はこのクーラントの良さがさっぱり分かりません。アルミの変色も起きるし、何よりその泡のしつこさったら史上最強です。こんなに泡が消えないクーラントは見たことがありません。

 多分これ消えないシャボン玉よろしく砂糖やはちみつか何かが入ってるに違いありません。大体どう見てもビックルにしか見えませんから、こんな風に飲料ボトルに入れておくと間違って飲んでしまう人が出ない筈が無いので、そういう事故を想定して美味しく飲めるように作られているのかも知れません。

 さて SA-100HP の方はどうでしょう。これ比較対象が極端過ぎてよく分からないかも知れませんが、そもそも泡起ちが物凄く少ないのです。泡に悩まされ続けて気づいたのは、泡で問題になる機械に消泡性能の高いクーラントを入れるのは正解ではないという事です。必要なのは消泡性の高さではなく起泡性の少なさ。これが重要です。

 こんな風にボトルに試験液を作って振ってみると、大体どのクーラントも新液の時は泡がさーっと引いていきます。消泡剤が効いているので。

 でも毎日事ある毎にばしゃばしゃやっていると案外数日で泡消えが遅くなっていきます。消泡剤の効果が薄れてくる為かと思います。

 一方最初から泡立たないクーラントは結構いつまでも同じように泡が起ちません。因みにこの動画は本日撮影した物ですが、中身のクーラントは昨年12月に希釈した物です。作ってから3ヶ月くらい経っていますがその性能は全然変わりありません。アルマレッジFAのしつこさも!(密閉容器でコンタミも無いので普通の使用環境よりは長持ちし易い条件ですが)

 実戦投入からまる2ヶ月といった所ですが、エマルジョンの割にはベタつきも少なくて、極圧剤入りなので切削性も悪くなくて結構使い勝手は良いようで担当者からは概ね好評です。ただ個人的にちょっとだけ気になる点としては、この2つのボトルを見比べてもらうと分かるかと思いますが、SA-100HP の容器の方がちょっと汚いですよね?というかアルマレッジFAの方がやたら綺麗なのかも知れませんが。

 実際、機内の窓の汚れとかが他のソリュブルタイプに比べるとやや気になる気がします。

 他にもこのような謎飲料が10本以上あるのですが、ボトルの綺麗さではアルマレッジFAはピカイチです。もしかしたらそういう所が受けているのかも知れませんね。

 という訳で泡で困ってらっしゃる方はちょっとサンプル取り寄せてみると面白いかも知れませんよと言うお話でした。


posted by antec at 22:52 | Comment(0) | 日記・雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月26日

DLC転造タップ その3

 年初に手配したDLCコーテッド転造タップのテスト品2つのうち、1つの方のコーティングが剥がれ始めました。もう1つの方はまだ良さげ。

 加工した穴数はどちらも1000穴くらいでしょうか。

 この2つの違いが何なのかを可能であれば調べて行きたい所ですが、何せコーティングを依頼して上がってくるまでに2〜3週間掛かるので、様子見ながら注文していると物凄く時間が掛かりそう。

 例えダメだったとしても標準品と比べて悪化している訳ではないので、タップ1本1000円くらいの出費なら勉強代だと思ってある程度の数手配してしまった方が良さげ。

 自分の小遣いだとそんな買い方出来ないけど。

タグ:ねじ 工具

posted by antec at 19:03 | Comment(0) | 工具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする