再び平面研削の事。前回は平面度0.0119の所までだったけど、ではその先を目指すとしたらどこまで可能だろうか。
というわけで材質も厚みもまちまちな一連の部品が折角ある事だし、やれる時にやっておかないと何時まで経っても辿り着けないと思うので、この際出来るだけやってみる事にした。
結論。平面度0.005から先は簡単じゃなかった。
これなんかは1箇所ミスってるのがバレバレ。まぁそれがなくても0.002くらい中凸だけど。
原因は何となく分かったのでその対策をしてみた。
このレベルで止まってたらJUNGの名折れと言われそうだけど、今日のところはこれくらいで許して下さい。
今回はちょっと手順が悪かった所もあって無駄な手間を掛けてしまったけど、次からは多分もっと楽に出来る気がする。といってもそもそも其処まで求められては居ないんだけど...
まぁ何にせよ、どんな物が出来たのか可視化出来るというのは大きい。
そうそう、やってる途中で見事に典型的な反りが現れたので記録に残しておくことにした。
平研で円盤をやるとこうなりやすい。こうなるのはマシニング方向とトラバース方向の残留応力の違いに由ると推測する。というのは去年の記事にも書きました。
こういうのを見てしまうと、やっぱり円盤部品は横軸ロータリーでやりたくなっちゃうよなぁ(何年か前にはあった)。何なら平研にロータリーテーブルを載せるという手も??