2016年05月21日

腐った?

 色々試験をして実機での試験運用も経て決めたSA-300ALですが、4月に入って異臭を放つようになり、メーカーへ分析依頼を出してその結果を心待ちにしておりましたが、結局あまりのうんこ臭さに耐え切れず交換する事となりました。

 後で届いた分析結果では腐敗無しとの事でしたが...ちょっと採取のタイミングが悪かったかな〜?

 うんこ臭くなった機械は昨年より継続使用していた機械なので期間としては約半年くらいになりますが、それ以外の年末に入れ替えた機械の方でも腐敗臭とはまた違った感じですが変な匂いがするので結局みんな嫌気が差して、協議の末別の物へと切り替える方向で話は纏まりました。

 厳密に言うとその他大勢に関しては腐っているというわけでは無いと思うんですが、何が起きているのかよく分かりません。匂い以外には他の性能にも特に問題は無いようですし。

 とは言え問題は何に変えるかですが...もうKDには戻りたくないし...

 まず日グリさんからはSME-50Aというマイクロエマルジョンタイプの物と、MC-400Aというソリュブルタイプの2種類を提案して頂きました。これまた色々テストしてみた所、SME-50Aの方は中々調子良さそうな感じだったので、こちらを試験的に使ってみる事にしました。

 あと気になっていたロバスターも3種類程出して頂きましたが、ちょっと自信無さそうな所が少々気がかりです。まぁこちらもテストしてみてどうなるかといった所。

 さてクェーカーさんですが、正直KDの匂いが嫌なのでどうしようかなぁと思っていた所、KDより更に上のが出来ましたよという話をお聞きしたので、そちらのサンプルをお願いしました。ミクロカット 7110ADX(メーカーHPに載っていない為ジュンツウネットへリンク)という奴です。

 物は今週中頃に頂いていたのですが、ちょっとバタバタしておりまして先程ようやく開封した所。

 あれ?臭くないぞ?

 一応泡立ちについてはやや心配な所が有るみたいですが、第一印象としてはかなり良い感じです。因みに新液の状態では消泡剤がばっちり効いているのか、そんなにしつこい泡は立ちません。使い込んでいくと様子が変わってくるのでしょうか。

 個人的には pH(5%):8.4 という所が何となく気がかりです。

 とは言えちょっと使ってみたくなったので週明けにまた相談してみようと思います。

 でもなぁ〜、一斗缶なんだよなぁ〜、きっと...

タグ:クーラント

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2015年12月01日

決めた

 いよいよ師走に入りましたね。年末大掃除でクーラントを全て入れ替える予定で選定・試験運用して参りましたが、決めました。

 日本グリースサンカット SA-300AL(PDF:188KB)、 来年はこれで行きます。

 このクーラントにも問題点が無いわけではありませんが、2年程使ってきたミクロカットKDと比べて見た場合、泡立ち以外の不満はほぼ全て解消できそうな気がします。そして最重要視している非鉄の変色防止性能の点でも、KDに劣らないかそれ以上じゃないでしょうか。ここら辺、水質にも大きく影響されるので他所でも同様の結果が出るのかは分かりませんが。

 ある筋からは直ぐに腐ると脅されていますが、もうこの時期なのでそこは確認出来そうにありません。来年の夏どうなるかが楽しみですね。因みにKDは春先くらいからちょっと変な匂いがしたりして(ぼそ。というか個人的にはここ迄テストしてきた感触からするとそんなにすぐ腐りそうな感じではないです。

 長く使ってきた分KDには不満も溜まっているのでついつい辛辣な事を書いてしまいがちですが、ちょっとだけ擁護しますと、過去20種類くらいのクーラントを試験・使用してきましたが、アルミや銅合金の変色防止性能でKDに匹敵する物は殆ど有りませんでした。この点はメーカーもかなり自信を持って売り込んでいますが、そこは看板に偽りなしだと思います。変色試験というと通常は試験片を半浸漬させて行うと思いますが、そういう方法では最早見極められないレベルです。それに切削性も良好なので、難削材の加工でもそれ程困る事はありませんでした。

 ただやっぱり一斗缶なのがね!とても邪魔くさいんですよあの空き缶、ペール缶と違って。


 ここまで散々意地悪な試験をしてきたので、これでダメだったらもう諦めて次は色で選ぼうと思っています。

 候補としては何社かありますが、個人的に気になってるのがCIMCOOLの奴。

 やっぱりピンクだと何かあっても許せる気がするので。

 因みに取り扱いは東京ペトロサービスさんの様です。

タグ:クーラント

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2015年10月20日

エアロラップ

 以前納めた部品が修理で戻ってきた。曰く、エアロラップかけたら平面度が狂ってしまったので研削し直してくれとの事らしい。

 砥石当ててみると確かに0.025くらい凹んでいた。エアロラップってこんなに削れる物なのね。ちょっと驚いた。

 段付きなので通常のラップは出来ないから仕方がないんだろうけど、そういう事であれば知り合いの加工屋さんでそういう砥石持ってる所があるので、もう少し納期を貰えるなら頼んで見る事は出来るんだけど。研削盤だから平面・平行も心配無い筈。

 うちには240番の砥石しか無いから面粗度を言われちゃうと厳しい。

 それにしても真鍮の丸物の段研削というのはちょっと緊張する。クルンと行ったら即死だし。マグネット付かない材質はやっぱり嫌だなぁ。


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2015年10月06日

クーラント選定その後

 先月書いたクーラント選定の途中経過です。

 メーカーさんのご厚意で試験導入したクーラントが2つともダメだったので、他に良さ気なものをいくつか集めましてひとまず機外での変色試験等々を実施しました。実機で試すのは色々と大変なので。そんな感じで3つの製品を選定し、再び実機によるテスト運用を始めました。

 今回選んだ物はケミックの「ケミクール EE-20」と日本グリースの「サンカット SA-300AL」、それにクェーカーの「ミクロカット 3680」です。


 ミクロカット3680はKDの泡立ちによって漏洩問題を起こしている機械が一台だけあるので、そこへ入れてみました。自分の担当する機械ではないのでこのクーラントについての所見は特にありませんが、最近床掃除している光景を見かけなくなったのでひとまず泡立ちの問題は解消されているようです。

 まぁ消泡性については機外でのテストでも確認済みですし、一応メーカーさん曰く耐変色性以外の面ではほぼ全面的にKDより優れているとの事なので、今回選んだ3つの中では一番無難な選択肢と言えるでしょう。肝心の耐変色性がKDよりやや劣ると言っても実用上問題無ければ良い話なので、そこは実際に変色試験もクリアしておりますし、それ程心配はしておりません。ただし価格が結構上がってしまうのが残念な所です。

 ...まぁ価格の問題なんて単なる口実に過ぎず、本当の事言うと個人的に何か嫌いなので、出来れば避けたいと思っています。

 嫌いな理由はいくつかありますが、やっぱり一斗缶というのがね。邪魔なんですよ、あの空き缶。


 EE-20は匂いが人によって評価が分かれています。自分は特に嫌いじゃないんですけど...他に性能の面では真鍮の変色がちょっと心配かなという印象。今の機械でもう少し様子を見て、問題無さそうならもう1台タッピングマシンにも入れてみようかなと思っている所です。それにケミックの営業さんには何かとお世話になっているので、出来る事ならケミックの油を採用してあげたいなぁという気持ちが隅っこの方にちょこっとだけあります。


 300ALは、個人的にかなりヒット。やみつきになってしまいそう。強いて言えば原液が多少溶け辛い感じがしますが、ジェットミックスを使っていれば特に問題は無いでしょう。横着してタンクに原液どぼどぼとかやるとやや面倒な事になるかも知れません。むか〜し使ってたバスコ1000も溶けづらかったような記憶がありますが、多分あんな感じだと思います。今更比較出来ないので優劣は付けられませんが。

 あとこの油、原液状態では第4類第3石油類(引火点150℃)に該当するとの事で、油屋さんからは2000L以上貯蔵する場合は消防法の定めに従う必要がありますよと言われましたが、これ水溶性なので指定数量は4000Lになるんじゃないでしょうか?まぁどちらにしたってそんな量取り扱う事は無いのですが、一応危険物であるという事は認識しておきます。

 もう1つ不安な事と言ったら腐敗でしょうか。こればかりは短期間には結論出ないので(出たら困りますが)、このまま暫く使って様子を見るしか無いかなと思っています。一応今テストしている機械が恐らくうちにある機械の中でも最もクーラントが腐りやすいので、多分どこかに凶悪なコロニーが形成されているんじゃないかと思いますが、この機械でどれくらい持つのか様子を見ていきたいと思います。そこさえクリア出来れば、原液が消防法に引っかかるなどと云うのは些細な問題です。


 試験運用と言っても普段の業務をこなしながらとなるので、なかなか変なテストが出来ないのが辛い所。出来るだけ条件を振って、本採用する前に問題点を見つけ出しておきたい所なんですが。

 そういう訳で年末大掃除までに良いクーラントが見つかると良いなと思っている今日此の頃。

タグ:クーラント

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2015年09月08日

クーラント

 過去に何度かアルミの製品で変色が問題になった事があるので、水溶性切削油の選定ではまず第一にそこを重視しています。

 そういう経緯で現在はクェーカーのミクロカットKDを使っていますが、これはこれで非常にクリーミーな泡が立つのと、あまり液持ちしないのでその辺何とか成らないかなぁと思いながら、現在は週一くらいのペースで消泡剤を添加しつつ、だましだまし使っているような状況です。

 そんな感じなので別の油屋さんがお越しになった際には、色々と現在抱えている不満を吐露しつつ、何か良い物無いですかと相談するんですが、やっぱりどれもこれもKDの耐変色性には敵わないようで、トライしては捨ての繰り返しです。

 一応ですね、まず何よりもアルミの変色が起きないというのが最優先ですという事は散々念押ししているつもりなのですが、そうやって選定して頂いたクーラントを試してみてやっぱり変色が起きてしまうと、「いや実は社内のテストでもそのような結果はありまして、こちらのクーラントの方がその点では良いので是非次はこちらを試してみて下さい...」と言ってくる訳です。


 お前最初から俺の言う事聞いて無かったのか?KDより劣る物なんて要らないんだよ!


 直接こんな事言えないので此処で愚痴ってみた次第。

タグ:クーラント

posted by antec at 19:58 | Comment(11) | TrackBack(0) | 日記・雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする