先日若干体調不良で休んでたらリピート品の依頼が入ってた。平研の仕事なんだけど、やる度にだんだんと平行度の要求が厳しくなって行って辛い。
まぁそれでも何とか頑張ろっかなという気になって、治具をまたちょっと改良したりして加工して検査に持っていったら、今回また図面が変わってるねと。
いつもの奴なので図面よく見ないで加工してたけど、確かに平行度の指示が前回0.001(目標)だったのが、今回0.002(目標)にちょっと緩めてくれてた。ありがとう〜。
2つ加工して1個は良かったけどもう1個が0.0024。まぁ目標値だから許してくれんじゃない?と同僚は慰めてくれたけど、納期までまだ日があるのでもっかいチャレンジしてダメだったら許しを請う事にしますと言ってやり直したら何とか0.001くらいの数値が出た。
出たと言ってもこのレベルだと多分それなりの光学的な測定機を使わないと正しく測れていないと思う。
取引先にレンズのメーカーがあるのでそこへ持ち込めばÅまで測れるらしいけど、逆に高精度過ぎて0.001くらいの出来だと測定レンジから外れてしまいそう。
そもそも平行度というよりも平面度自体がそれくらいしか出ていないと思う。つまり主軸の振動からくるうねり0.001くらいあると思うの。だいぶ機械草臥れてるし。
あとはラップすればもうちょい良くなりそうだけど、生憎そういう技術は持ち合わせていない。
今後どうなるのかなぁ?(意訳:そろそろ限界ですアピール)
世の中にはもっと良い腕と機械を持った研削屋さんがいっぱい在ると思うんだけどな。
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